宇陀・松山の町並みから脇に入ると、城跡・神社へ続く道があります。
少し小高い山になっているので、坂を上ります。参道の両脇には民家もありますが、とても静か。
振り返るとこんな感じ。桜がちょうど開いた頃でした。
坂の上に着くと、宇陀・松山城跡への道がありました。
めちゃくちゃ面白そう~!徒歩15分ほどと書いてありましたが、脚が痛む義父たちを下に待たせているので、今回はやむなく断念。とても行きたかったです!
よく城跡には石垣くらいしか残っていないと言われますが、それがいいんですよね…。誰かががんばって築いて、使われて、いずれ誰もいなくなって朽ちた痕跡、というのは非常に興味深いものです。
というわけで、春日神社のみ参詣。
周囲を高い木々に囲まれており、とても落ち着く雰囲気です。
趣深い…。ゆっくりお参りしたかったです。
また来たい!と強く思いつつ、おいとまします。
降りてきたところ。
このあたりに春日門というのがあったようです。
後日調べると、松山城と春日神社には抜け穴伝説などあるようで…
確かにあり得そうです。面白いですね。
石垣の苔が良い…という写真。
町並みから入ってきたとき、この石垣の上に階段で上り、そこから神社・城へ続く坂…だったのですが、かつては門があったんですね。ストレートに上れず一度折れる造りだったのが気になっていたんですが、上記URLで城郭への虎口だったとわかり、なるほど!と納得しました。勉強になります。
住宅だっていずれ朽ちるのだ…という。石垣の向こうに見えたので、失礼ながら記録させていただきました。沢山使われて役目を終えていくんでしょうね。それも自然な形に思えます。都会ではすぐ壊して更地にしてしまいますが…
というわけで山を下り、町並みに戻ってきました。
つづきます。